Yolc Diary


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Diary

[25/02/3 07:32 by 飯野 雅人]
自己紹介と第30回横浜オリエンテーリングクラブ大会のコースプラン
【ダイアリー前半:自己紹介】

・大学(東大OLK)でオリエンテーリングを始めました。4年間自分なりに頑張ったのですが個人戦は4年時のみエリート、団体戦は走れずに終わりました。
私がOLK出身だと言うと「誰の代ですか?」と聞かれることが多いのですが、当時超速かった同期の上野や内山ではもう通じないので、今は「加藤弘之の2つ上」もしくは「マルカの的場の2つ上」と言うようにしています。加藤&的場、ありがとう。

・大学院修士課程を経て某メーカーに研究職として入社したら配属先の事業所がたまたま「都筑緑道」沿いにあったのが緑道との出会いでした。会社の人たちと週1回就業後に走ったりして、緑道のおかげで「走る」習慣が細々とですが続いていました。

・横浜OLクラブに入った経緯は、休日に都筑中央公園付近を走っていたら大学の先輩である清谷さんが地図を持って走っているところにたまたま会って「横浜OLCの練習会!」と教えてくれたのが最初のきっかけでした。これも都筑緑道が繋いでくれた縁でした。

・34歳のときにこれもたまたま「早朝に都筑緑道を走っている人たち」の存在を知り、早朝なら家族サービスの支障にならないこともあって一緒に走らせてもらうようになりました。この人たちが速かったのと緑道のアップダウンのおかげでいつの間にか走力がアップし、38歳でフルマラソン3時間切りを達成できました。

・フルマラソンのベストタイムは39歳のときに走った東京マラソンでの2時間55分で田邉さんや紺野さんには遠く及びませんが、ちょうどこのころ試しに出てみた5時間ロゲイニングで初参加初優勝することができ、オリエンテーリングで身に付けたナビゲーションとサブスリーレベルの走力の両方が武器になる(そして何より楽しい!)この競技はとても自分向きだと感じました。

というわけで「入社した会社が都筑緑道沿いにあった」「都筑緑道で走っている人たちに出会えた」などの偶然によって、学生の頃は2流オリエンティアだった自分がロゲイニング界では上位入賞の常連になりました。今は40代後半になりいろいろ身体にガタがきているのですが、それでもロゲイニングの大会で様々なエリアを走ったりライバルの方々と競い合ったりできるのは楽しくて張り合いがあって、とてもありがたいです。

ちなみに私はプランもナビも全部自分でやりたい派なので基本的にソロ参加なのですが、ソロでは出られない大会の時はクラブ員のみなさまをお誘いするかもしれません。下の写真は山内さんとのペアで「湘南鎌倉観光ロゲイニング」という大会で優勝したときのものです。賞品のからあげは後日美味しくいただきました。
【ダイアリー後半:第30回横浜オリエンテーリングクラブ大会のコースプラン】

今回、私のホームグラウンドである「都筑緑道」で横浜OLクラブ初のロゲイニング大会を開催することになりました。競技責任者としてコース設定(CP選定)を全面的に任せていただき好きなように組みました。

コース設定で意識したことは
・上位陣がパックにならないように(序盤からルートが分かれるように)する(会場の都合で一斉スタートにはできませんでしたが)。
・1位の人(柳下さんレベルをイメージ)がコンプリートできるかできないかギリギリくらいの設定にする。
・初心者でも楽しめるコースにする。
・1:15000のO-MAPという特長を生かして精緻な地図読みを要求する。
・「都筑緑道」を走って欲しいので、なるべく緑道を多用するようにCPを配置する。
・都筑区のアップダウンも存分に楽しんでもらう。
・トラブル回避のためマンション内などは(公開空地であっても)ベストルートでは通らないようにする。でも自分の住んでいるマンションの前は通ってもらう(笑)
という感じでした。私と同じく都筑区民の西村さん、髙橋さん、下山さんのアドバイスもいただき今回のコースが出来上がりました。

12月22日に試走会をしましたが、その前日に私が試走した時のルートがこちらです(地図はその時のものではなく大会本番のものに差し替えています)。コースを知っている状態(=ほぼノーミス)でロゲイニング大会出場時と同じくらいのペース(平地でキロ5分弱くらい)で走って2時間59分21秒でコンプリートだったので、これなら「帝王レベルでもコンプリートできるかギリギリくらいだろう」と思いました。
試走会時に西の方に行った方が多かったので、その後 西側の点数を減らして東側を増やしました。大人数で試走してもらうとこういう調整もできてありがたいですね。
で、本番はランニング会メンバーでもある渡邊さんに7分残しでコンプリート(2100点満点獲得)されてしまいました。渡邊さんのルートがこちらです。
用松さん・入江さん・源後さんというそうそうたるメンバーが1800点台だったことを考えると、恐らくコース設定は目論み通りかむしろややタフ過ぎたくらいで、とにかく渡邊さんが想定外に速かったです。「コンプリートを狙えるコースだった」ことを証明してくれた渡邊さんに感謝です。
上位陣もスタート直後から北・南・東の3方向にばらけてくれたようなので「上位陣のルートが分かれるようにする」こともできたようです。当日帰宅したら子供から「地図持って走っている人がいた」と言われたのでこの点も目論み達成でした(笑)

次回また都筑緑道でロゲイニング大会を開く機会があるかどうかはわかりませんが、OBの河村さんが今回の範囲だけでなく都筑区まるごとO-MAP化してくださっているので、この広大な地図をお披露目できる機会も作りたいですね。
第30回横浜オリエンテーリングクラブ大会に関わっていただいた皆さま、お疲れさまでした&ありがとうございました!

Diary

[25/01/3 14:44 by K.HASHIMOTO]
地域クラブ素晴らしい〜横浜オリエンテーリングクラブ
2025年明けましておめでとうございます。
この度は新年幸先よく日記を書く機会をいただいたので、箱根駅伝を見ながら自己紹介を兼ねて横浜オリエンテーリングクラブとの出会いについてちょっと簡単に振り返ってみようと思います。
私がレクリエーションではなくスポーツとして行っているオリエンテーリングに出会ったのは大学時代ですが、その頃は地域クラブというものやその存在すらもあまりわかっておらず、学生以外にも社会人の中に趣味でオリエンテーリングをスポーツとして愛好している人の存在を認識している程度でした。私が所属していた大学のサークル(立教大学オリエンテーリング同好会)がインカレには一応参加するものの、大会にほとんど参加しないような団体で、CC7なども未知の存在の上にネットもない時代でしたので知る由もなかったわけです。そういう意味では現代の情報化時代は本当に便利で素晴らしいです。地域クラブの活動もすぐ検索できてアクセスしやすくなりました。
大学卒業後は高校で英語の教員(武相高等学校)をやることになったのですが、オリエンテーリングとは縁遠く、部活の顧問は弓道部を受け持ったあと、中学部の陸上部を受け持ちながら20代は生活しておりました。ちょうど30代になるぐらいの時でしたか、何か目に見えない因果関係が働いて、オリエンテーリング部を創立することなり、生徒たちとともに自分もオリエンテーリングを楽しむ活動をすることになりました。ただ生徒を引率する上で困ってしまったことがありました。オリエンテーリングの活動をするには、近くても青梅や飯能あたりで、横浜地区の学校にとっては場所がことごとく県外でした。またオリエンテーリングが開催される場所のアクセスが非常に悪いということでした(当時はスプリント系の大会は今ほど開催されず、重要度もなかった)ので、なかなか生徒を引率してオリエンテーリングの活動をするのは大変でした。そんな横浜地区の学校は適さないのかなと考えていたところ、この問題を解消してくれた地域クラブがございました。それが横浜オリエンテーリングクラブでした。その時に地域クラブの存在意義を強く認識した記憶がございます。横浜オリエンテーリングクラブは定期的に神奈川県内の山林でオリエンテーリングの練習開催し、外部のオリエンテーリング愛好家達も自由に参加できるスタイルをとってくれていました。生徒を引率してオリエンテーリングの活動をしていた自分にとっては非常にありがたい存在でした。自分が入会するのも必然的な流れだったと思います。そんなわけでもし興味がありましたら、外部の方々もお気軽に横浜オリエンテーリングクラブが主催する練習会や大会に参加していただく事ををお薦めいたします。
それから色々と横浜オリエンテーリングクラブの方々にお世話になりながら20年近くの月日が流れ今に至っております。数多くCC7に参加させてもらったり、会員の方々と一緒に第一回ランニング会から参加させていただいたり諸々が楽しく充実した生活を送らせていただいております。横浜オリエンテーリングクラブには感謝しております。もともと地域クラブは未知の領域でしたが、未知の領域に足を踏み入れるということは新しい出会いや発見があるし、素晴らしいことだと思いますね。よろしかったら外部の皆さんも是非お手軽にランニング会に参加してみてください。
記念すべき第二回ランニング会