[24/07/11 18:49 by 大川将司]
自己紹介と意気込み
初めまして。この春から横浜オリエンテーリングクラブに入会した大川と申します。この文章では、自己紹介と今年の意気込みについて書かせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
1.自己紹介
私の名前は大川将司(おおかわ まさし)と申します。2019年度に横浜国立大学に入学し、KOLCに入りました。大学卒業後は、東京工業大学大学院に進学し、自宅から8kmの距離にあるすずかけ台キャンパスまで自転車をこいで通学しています。私は大学卒業後、オリエンテーリングを続けたいという思いと、社会人になったときに仕事とは無関係なコミュニティに所属したいという思いがありました。そのようなことを考えていた時に、KOLCの同期で飲む機会があり、その際に引退後もクラブに所属してオリエンテーリングを続けている人の話を聞きました。そこで私は地元で活動している地域クラブである横浜OLCに興味を持ち、入会させていただきました。就職も地元の企業に決まったため、社会人になっても活動を続けたいと考えています。改めて皆さんよろしくお願いいたします。
2.今年の意気込み
私の今年の意気込みとしては2つあり、
①週3回以上走る
②月1回はスプリントorフォレストの大会に参加すること
です。
①に関してはオリエンテーリングを続けていく以上、基礎体力の維持は欠かせないと考えているからです。特に今年の9月末にあるCC7においてチームメイトの足をできる限り引っ張らないよう、研究の傍ら、体力の維持に努めたいと考えています。
②に関しても、定期的に大会に参加して走りながら地図を読む感覚を忘れないようにしたいと考えています。個人的に注目している大会は、9/1の東工大スプリントです。私が通っているキャンパスではない大岡山のテレインとなっていますが、一応東工大院生として10位以内を狙っていきたいと考えています。
余談
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色違いのカイロス
[24/07/1 07:59 by 髙橋洋一]
オリエンテーリングに出会って
こんにちは。昨年横浜OLクラブに入会した髙橋です。クラブが誇る「都筑緑道」の地図内に5年ほど前に越してきてから緑道内の練習会に何回か参加させて頂きました。
横浜生まれなのでユニフォームの右袖に堂々と輝く「横浜」の文字が眩しすぎて思わず身が引き締まります。(左袖のうさぎは未だ謎キャラです)
諸先輩方から若い皆さんまでとても気さくでアットホームな雰囲気だなぁと感じています。
よろしくお願いいたします。
【オリエンテーリングとの出会い】
オリエンテーリングに出会ったのは10年程前です。地図、地理界隈の集まりに幾つか顔を出しているなかで、ある日ある会のテーマが『地図とスポーツ』でした。
そこに講師で来たのが田島利佳さんで、当時は誰それ?でしたが、ランニングを長くしていたこともあり、講座終了後いろいろ質問攻めにした記憶があります。
そんな一瞬の接点から、たまたま出来たばかりのClub阿闍梨に参加して沼に放り込まれました。(最初のフォレストが小川町の「鬼ヶ谷津」で今から思うと超スパルタ)
学生時代(80年代前半)は自転車に没頭していて、そのころ学生CC(サイクリングクラブ)界隈では、なぜかオリエンテーリングが流行っていました。
形式は今のロゲイニングですが200人以上を集めるイベントもあり、私も自分のクラブで企画していました。
茨城県の真壁町の公民館借りて峠を越えた石岡側のポイントは高くとか、今と同じような感覚でCP設定(スタンプを置きました)していた記憶があります。
サイクリングも当時は紙地図での地図読み、しかも動きながら瞬時のマップコンタクトが必須で、今から思うと近いものがあったのかも知れません。
↑1983年サイクルスポーツ誌の貴重な写真~地図は1/50000地形図(それしかなかった)フロントバッグの上窓に入れるので回さない
(当時のサイクリストは脳内整置が自然にできたかも?)女子大生がみな聖子ちゃんだったころの話です・・・
という訳でオリエンテーリングについては実績も、人に語れるような抱負も特にないので何を書こうか困ってましたが、始めてからのあれこれをこの機会に振り返ってみました。
【オリエンテーリングに出会ってから】
(地図との接し方編)
この10年、オリエンテーリングに出会って新しい世界を知り、新しい出会いも本当にたくさん有り、刺激もたくさん頂いています。
体力は落ちましたが、50を超えてからの変化も良いものだなあと60を超えて改めて感じています。
地図との接し方一つとっても、だいぶん変わったなあと感じています。
・地図に入り込めるようになりました
それまでも地図を収集したり、ぼ~っと眺めて美しさを堪能することも好きでしたが、ナヴィゲーションや地形を意識するようになって、地図を深堀りする楽しさというか、地図のなかに身を置く(入り込む)感覚というか・・・
それはO-MAPだけでなく他の地図も同様で、その延長線にあるのか、最近手書きの地図が妙に楽しくなってきています。
ツールや眺めるだけのものでなく、もっと広く深く、地図に描かれているものを意識するようになりました。
(地図にはいろいろなものが隠されていることを知ってしまった。ちょうど地図のデジタル化が一気に進んで、様々な主題の地図が身近になったのも大きいと思います)
ロゲイニングもほぼ同時期に始めましたが、地図が配られて最初に見る瞬間、そのあと全体から細部へ視点を移していく過程や、あとから改めて地図全体を見渡しての振り返りの時間が大好きです。
・地図の成り立ちをもっと知りたくなりました
地図に入り込むほど、その地図がどの様に作られているのか、描かれているかが気になってきます。
地図学で学んだ地図の歴史や変遷のような大きな話ではなく、目の前のこの地図がどうして出来ているか、O-MAPの作られ方から基盤地図の話から座標系の話から磁気の偏差偏角の話から・・・
ここも深すぎて淵から覗いている程度ですが、富士見高原の全日本参加の際には平面直角座標系の原点に行って遅刻しそうになり、
君津法木の大会の後には地磁気の不思議を実感しにチバニアンに行きました。(OCADも買いましたがいまだ猫に小判状態です)
測量遺産も掘れば掘るほど面白く、時間が溶けていってます。
横浜では、横浜橋の近くの中村八幡宮に几号水準点とベンチマーク(BM)の二つの標石がちょうど鳥居の両脇にあるのが私的にはツボです。
・高いところがますます好きになりました
以前から高いところは好きで「高く登るほど、見えなかった他の峰が見えるようになるのだ」という森博嗣氏の小説中の一節が座右の銘(大げさ!)ですが、
地図を深読みするほどに、山座同定、高みから見える地形や、道や水路の織り成す様がより面白くなり、すっかり展望スポットオタク化しています。
ブランシュたかやまでの全日本の時は、初日のミドルが終わったあと蓼科山に登って山頂ヒュッテに宿泊し、翌朝の快晴大展望を堪能したあと下山して、
ロングのスタートに(余裕で)間に合いましたが、やや呆れられました。
↑全日本の合間に蓼科山頂ヒュッテに泊ったら初冠雪でした
この写真は基準点フォトコンテストという(怪しげな)写真展で準優勝を獲得しました!
横浜の高いところでは、最近市役所前の北仲ノットの46階360度フリースペース(公開空地の扱いみたい)が手軽でまだ空いていて、
近くに行くとふらっと寄ります。特にトワイライトタイムは絶景ですがカップル多め。ここからは1都11県(県境の山も含む)が見えました。
無料で手軽に横浜の複雑な地形を上から俯瞰するには良いところだと思います。
(つらつら纏まらない話を書いてきましたが、「オリエンテーリングに出会ってから」を改めて振り返ってると、嬉しい出来事やら新たな展開やら痛い骨折やら、色々有りすぎるし、
まだこれからも色々あるだろうということで、そのうち(頭が元気なうちに)自分の中で続きは纏めようと思います)
【おまけ】
沼にはまって数年経ったある年の瀬、お節料理の紅白なますがフラッグに見えてきました(危ない)
正月暇なこともあって大根と人参でフラッグ風に二品ほど作ってみました。なます風の酢の物と串揚げ風おつまみです
(ちゃんと端材まで食べました)
↑備忘のための設計図の一部。三角柱の頂点から3回、側面から3回包丁を入れました
↓沼にはまった様を表現してみました
最近、健康寿命まであと10余年と聞き愕然としています。ですが大先輩方の活躍をみている限りオリエンティアの健康寿命は絶対に長いので、
まだまだ好奇心満載でいたいし、このクラブでも皆さんからフレッシュな刺激を頂きながら、長く楽しんでいければと思っています。
よろしくお願いいたします。
おわり